おはようございます。
旧正月が近づいて、
親戚との接触が増え、
普段の生活にはないストレスが押し寄せて
なんとなく「腰が痛い」感じです。
実際なんの仕事もまだしてないのですが
この「親戚関係のストレス」が近づくと
なぜか私は『腰」が痛みます。
いや、まだホンマに何も仕事してないってば!!
体と心は連動しているみたいです。
私が親戚のことで頭を痛めるのなんて
一年のうち、数日なんですけど
そのときにいつも頭にイメージするのは
「韓国という劇場」で踊っている自分です。
末っ子の嫁という役割を与えられて
その役割を一生懸命演じている自分です。
お姉さんたちの言葉に「はい。はい」と素直にうなづきながら
心の中で
「それ違うだろ!」とか
「うわ!自爆!まずいでそれ!」とか
突込みを入れながら
でも、そこでそれ口にすると
劇場揉めちゃうので。
私はかなりおとなしい。
我慢して、猫をかぶってるつもりはないのだけど
韓国人たちの問題点を指摘することや、
また、その改善を、本人たちが願ってもないのに
口にできない。
韓国って、すごくまだ『父権」が強い社会で
その象徴が『祭祀」などなのですが
この作業における女性の負担はきつい。
じゃあ、なんで、それを元気な韓国の女性たちが
前向きにひっくり返していかないのかというと
そのままでいることに、メリットがあるからです。
女性たちが、この『強い父権」の中で
押さえつけられているように見せることで
得ている利益というのがあるからです。
一見不利益なようなこのシステムに浸かっていることで
見過ごしてもらえること、突っ込まれないことなどが
あるからです。
それを本人たちが、
気づいているのか、気づいていないのかは分かりませんが
とにかく、「このままでいること」によって
「新たな責任を負う必要」がなかったり
「自分の弱さ」を直視しなくてもよかったり
そういう部分があるよなあ と見ていて思います。
これを引っぺがしてしまって
別の土俵にもちこんで、
リアルファイトするだけの元気が
韓国人にあるのか?
一番韓国人にとって苦手な(苦手に見える)
自分を鋭く見つめる!ことが
ちゃんと出来るのか?
今、「伝統行事」がどんどん廃れ
地縁・血縁が弱体化する韓国でも
どんどん「個人責任」だの「個人の能力」が問われています。
過去の時代は「ウリ」(我々)の囲いの中に入れば
それをとりなしてくれる人が
本人の不足を守ってくれたのですが
それが今どんどん無くなっている。
近代化する国の行く道です。
今、私の周りの40代後半、50代前半くらいの韓国人たちは、
みな、「新しい老い方」を急いで構築しようとしています。
自分の親の世代は、ただ老いて行けば
子供たちが生活の面倒は見てくれた。
しかし、自分たちの世代ではそれは望めない。
ましてや、今までは男が仕事だけしていれば
それでなんとかなった。
でも老いていくと、いまや状況が違うみたいだ。
「妻と自分」が二人でできることを探さないといけない。
シュミとか、家事もどうも分担しないといけないみたいだ。
仕事をやめた後、結局残るのは配偶者しかいない。
ということを、どんどん言葉にして意識化しています。
韓国人たちも時代の変化に
なんとか対応しようとしています。
その世代の男性とあるとき話していたときのことです。
「男は、勉強だけできて、金稼げたら
結婚は問題ないでしょ?」
とかる~くいうので(この人はお金持ち)
「いえ、それ、将来的には
もう難しいことだと思います。
韓国もそうなるんじゃないですか?
日本も昔はそうだったんですけど
いくら、男性に経済力があっても
それだけでは女性に配偶者として選んでもらえない時代に
すでに日本では突入しています。
いまや男性も『選ばれる側』として査定されるんですよ
経済力以外の部分で」
といったら、超驚いていましたけど
今、そうですよね、日本。
経済力だけではもう結婚難しいと思うんですけどね。
私は今回の日本帰省で、
さらにそれを実感して帰ってきたのですけど。
時代が変化している
そしてその変化についていこうと
韓国人たちも一生懸命なのです
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