こんなこと、あんなこと

縫い物と編み物2013.3.28

백강 문정사랑 2013. 10. 5. 11:06

韓国の小学校でも、「お裁縫」の基本は教えます。


 教えますが、ちょこっと学校でやるだけなので


 それほど、「針と糸」のある生活が


 子どもたちの「身につく」ことはないと思います。


 

 うちの娘が学校であれを


 習ってたのが

 

 五年生のときだったか、6年生のときだったか。


 とにかくやり慣れてないので


 玉結びからして難しそうでした。




  靴下の穴だとか、いろいろ直すために


  私は「裁縫セット」をいつも手近においてるんですが


  
ソウルの教育ママ



  (黒・白・グレーは靴下の穴ふさぎの基本三原色!)



  これを小さい頃から横で見ていた末っ子のスンギくんが


  先日から

 

  「僕もこれやりたい」


  というので、


  針と糸を持たせてやらせてみました。



  ほ~。このコ上手だわ。


  キレイに針に糸を通して


  糸の留め方も一度教えたら、覚える。


   そして、教えたとおりに縫っていく。実に丁寧。




  「面白い?」と聞くと


  「うん!面白い」と答える。



  そうか。じゃ、。とりあえず基本の縫い方から


  やっていきましょうか。と針と糸で二人で遊ぶ。



  そして、これを引っ張り出してきて


  「これもやりたい!」と彼はいう。


  
ソウルの教育ママ



編み針だ。


 今、毛糸がないねえ。じゃあ毛糸買ってきてやろうか?


  でもおかーさん編み物はあんまり得意じゃないのよ


  ●●オンマに教えてもらおうか?



 スンギくんは、「服をぴしっと着る」ことが好きで


 アイロンも自分でかけようとする。


 すごくやりたがる。



  先日彼一人でやってたので


  遠めで黙ってみていた。


  長いことアイロンをおきすぎて


  自分の服にアイロンの型をつけちゃった。


 

 「これ、オトナがいないときはやっちゃダメだよ」


  それだけは約束してもらった。



 

 今日も彼はのこぎりを出して、


 外にある薪を切りに行った。



  小学一年生から


  「針と糸と糸バサミ」


  「自分でアイロンがけ」


  『のこぎりで薪を切る」



  これは、怖がりの韓国人ママとか


  心配性のハルモ二が


  いる家庭では絶対やらせてもらえないことだと思う。



  あ、それと、家に「潔癖症」の人がいるときもだめだ。



   先日、うちのスンギくんが、


   またコップにどこまで水が入るかを


   確かめて遊んでいるとき


   それを見ていた韓国人オンマが


   「これ、溢れたら片付けるのめんどくさいじゃない」という。



   多分、子ども達が家で


   いろいろやらせてもらえない理由は


   そっちが大きいと思う


   「オンマが片付けるのめんどくさい」から。



  でもねえ、子どものとき、


  制限なくいろ~んなモノを使って

 

  別に高いおもちゃじゃなくてもいいから


  身の回りの物を使って『遊ぶ』って楽しいはず。



  私の小さい頃一番好きだった遊びは


  土と水でつくる「コーヒー牛乳」


  濃度を変えてやってみるのが

 

  すごく面白くて、水溜りを前にコップを持って


  一日中一人遊びしていた。




  しかし、子どもが勝手にやってくれるのならいいけど


  今の我が家の末っ子のやりたいことには


 まだまだ私の手がかかることが多い。


  『火や水」を使うことが多いから。

 

  完全放置には至らない。



 暖炉の『火を入れる」ことも


 彼が一人でやりたくてたまらないことの一つ


 でも、これも『火をつかうから今はまだ


  一人ではダメ」なことに なってる。


 

  アイロンでも料理でも


  なんでもやらしてやるから


   はやく大きくなってくれえ