こんなこと、あんなこと

お母さんとお父さんの著作権は?2013.4.1

백강 문정사랑 2013. 10. 5. 12:42

うちのスンギくんは


 ようやく小学一年生になりましたが


 なんか「年寄り」が小さいからだの中に


 入ったような物言いをする子どもです。



 先週、小学校の個人面談で


 小学一年生をたくさん見ましたが


 なんとも「小学一年生っぽい」


 うちのスンギくんはなんか、、なんか、、


 色が違う。



 時々冗談で


 「お前はコナンくんか!」と


 いってからかうのですが、


 最近、ちょっと笑ってばかりも


 いられないうようなことを言い始めました。




 うちには子供用の「社会経済」のマンガセットがあります。


 もちろんスンギくんは幼稚園時代に


 これを読破しています。


 

 そのため、いろんな語彙を知ってるのは


 良いことです。


 生活に出てこない


 とっつきにくい社会の語彙を少しでも増やすための


 学習の補助教材のつもりで買ってるのですから。


 が、彼はその語彙を日常に使い始めました。





 彼が先週くらいに


 「お母さんが死んだらお母さんの財産は


  僕のものになるの?」


  と聞くのです。



 満6歳やぞ。おい!


  もう遺産相続の話かよ!!


 


  私はびっくりして


 「あんたひとりのもんにはならん


  うちにはお兄ちゃんもおねえちゃんもおる。


  それにお父さんとお母さんは


  あんたらにお金での財産残す


  つもりは全然ない。


  残ったら生きとるうちに


  全部使い切るつもりで生きる!」




  と期待すんなと言い渡しました。



  今度はスンギくん


 わが家にある「値打ちのありそうなもの」


  「値の張りそうなもの」にめぼしをつけて


  家具に値段を貼り付けだしました。(たいしてないけど)



 

  我が家の


  財産査定をするそうです。


  

「おかーさん、このソファは本皮なの?それともビニールなの?」


 「牛皮の半防水加工、、、購入○○年、、、」



 なんか家が


 「競売」にかけられて

 

 家具に「差し押さえ」の札が貼られていくような気分です、、、


  いやあ~



  やめんか!スンギくん。



 



 私はスンギくんに


 くどくどと説教する


 「え~か。スンギくん。


  ちょっとくらい、


  お勉強ができるというのは、


  それほどたいしたことではない~!


  どこにいっても上には上!


 あんたがちょっといろいろ知ってるからって


  それをござかしく使おうとするのはアカン。



 [知ってる人]には責任が伴うんだから。


 いろいろ知ってる人ってのは


 その周りの人を助けて、社会全体の貢献に、、、」


  とか言ってると


 逃げた!


 もうおらん!


 うう、遺産相続に著作権、財産査定。


  生きていくうえで知ってるに越したことはないけど


 しかも彼は男の子


 しかし!あんたまだまだ世の中に


 「感じて学ぶこと」いっぱいやぞ~!



  日曜の昼過ぎ、夫が息子たちを


  「山」に連れて行ってくれました。


  頭でっかちはアカン


  脚から腰から鍛えてくれい!と


  私はその教育を旦那にお願いしたのでした。 


  

  スンギくん、あんた「頭でっかちの公務員」とかに


 なったらアカンで。 


 同時に「感性のよいカラダ」をつくろうな!  


 それが一生の土台やぞ。 (えみこ)




  

 その次、スンギ君は


 「お母さんとお父さんの書いてる著作があるでしょう。


  あれの著作権は僕のものになるの?」


  と聞くのです!!



  こんどは著作権ねらってんのか!!


 もう、笑うしかない。


 あんたそんないらんこと考えずに


 まじめに小学一年生やってなさい!!


 先手先手打ちすぎ!



  「お父さんとお母さんのかくモノで


  著作権が相続できるようなものが残るか


  どうかはわかんないねえ?」




  遊びに来ていた夫の友人が


 その話を聞いて大笑いする。




 「こりゃたいしたもんだ。


 この年からずいぶんしっかりしてる。


  スンギくん。


  有形の財産より、知的財産か。


  こりゃ将来有望だ。


  兄ちゃんと姉ちゃんに、今一万wくらいで(約1000円)


  お父さんとお母さんの著作権を買い取りたいって


  言ってみろ。


  きっと売ってくれるぞ!」と


  茶々を入れて笑う。