私は周囲の皆さんから
「えみこさんって元気ね」とか
「えみこさんってなんでそんなに力があるの?」とか
よく言われます。
日本人韓国人を問わず。
「元気」の理由は
カラダの健康さが土台にあって
好奇心の強さと
家庭に対する責任感の強さのせいかな、くらいに
思ってたのですが、
最近、びっくりするような
「自分の元気の秘密の一つ」が分かったので
ここに書いておきます。
うちはかなり子供を早く寝させます。
同年代の子供たちよりはかなり早く寝てると思います。
だから朝『起きなさい!遅れるわよっ!」ってのは
ほとんどやったことがありません。
みんな時間になればそれなりに起きます。
私も午後9時すぎると子供と一緒に眠くなって
早い時間に寝込んでしまうことが多いです。
そうすると、夫が遅く帰宅した場合、
私は「ぐぐー」っとふか~く寝ているってことがよくありました。
夫は「起きて待っててくれたら嬉しいのに」と
いって次の朝すねてるのですが
私は大変よく眠るので、まず無理です。
夜型の生活って一度もやったことがありません。
一日二日ならともかく。
ところが、今になって分かったのが
夫がそうやって遅く帰宅した場合
ふか~く寝ている私の手を握って
「ありがとう、愛してるよ」と
言い続けてきた!!ということが
最近分かったのです。
ええ~!! あんたそんなことやってたの???!!
「やってたよ」と
しら~と言います。
「でも、あんた、絶対起きんな。眠りがすごく深い」
とも言います。
そりゃそうです。
なんせ私は1995年の神戸大震災の揺れでも寝てたんです。
私は海を越えた徳島県在住でした。
徳島もかなり揺れてるんですが
私はその『揺れ」でも目がさめなかったんです。
周りの徳島のオトナでその日、
目が覚めなかった人は
ほとんど見えなくて。
私は当時すっかり『成人」してたのですが
完全に「小学生」と同列でした、、、めでたい人なんです。
私は、子供が大きくなる過程で
先に寝付いた子供たちの背中をさすりながら
いろんな言葉を語りかけてきたのですが
まさか自分が夜な夜な(いや時たま)
夫にそれをやってもらっていたとは
ぜんっぜん知らなくて!
いまさらながらに
私もこんなに『愛されてたんだ!!」って。
うそ~!!
そりゃ力が出るわな。
私は自分が母親として
子供たちに
語りかけるだけの人だと
思ってたのですが
私も語りかけられていたという事実がふいに分かって
びっくりしました。
あ、今、スンギくんが ココナッツキャンディを
私に持ってきてくれた。
さっきはポテトチップスだった。
娘はパイナップルを切って運んでくれた。
子供たちはなんか食べ物が手に入ると
私に一口食べさせて「おいしい?」と聞く。
おかーさん。愛されていたんだねえ。゚(T^T)゚。
夫にも子供にも。
ということで我が家には
「寝付いてからの語りかけ育児」だけじゃなくて、
『寝付いてからの語りかけ育妻」が
あったということでした。
まったく、私の知らなかったことだったのですけど。
こういうことって、『日の目」を見ないことだと
思ってたのです。
うちの子たちにも、私が「語りかけ育児」なんて
してきたこと、言ってません。
そんな母親、重いって!
だいたい子供に
「ああなってくれ」「こうなってくれ」なんて
言ってないし。
ただ
「おかーさんの子供として生まれてきてくれて
ほんとにありがとう
うまくできないこともあるけど
あなたのことを大事に思っているよ」
これだけです。基本は。
きっと私たちが、知らないだけ。
私たちが親ではなくまだ子供だった時代
おそらく仕事に疲れた親が
私たちの顔を覗き込みながら
いろんな『語りかけ」をしてくれていたのではないかと思います。
それは誰も証言してくれないし
『日の目」を見ないことだけど。
うちの夫の『語りかけ育妻」が
ぼろっと尻尾を出したように、
『なされていた』ことなのに
『なかったこと」「しられてなかったこと」って
実は世の中には、あるのではないかと思いました
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