こんなこと、あんなこと

春雨のコチャン邑城2013.4.7

백강 문정사랑 2013. 10. 5. 12:54

桜の開花と雨がぶつかってしまったこの週末


 お客さんがいらっしゃいました。



 私と同じく徳島県出身の


 日本女性由美さん(仮名)が

 

 韓国人のご主人と一緒に


 我が家に来てくださいました。


 コチャン邑城にはしとしとと小雨が。


 桜も大きく開こうとしている時です。




 ソウルの教育ママ


 みんな傘を肩に


 見学します


 
ソウルの教育ママ




 
ソウルの教育ママ



 自分も『大人用の傘」をさす!といって

  

  絶対譲らないスンギくん。


 私が子供用の透明キャラクターつきビニール傘をさしました、、、、



 
ソウルの教育ママ



 パンソリ学者のシン・ジェヒョ先生宅



   シン・ジェヒョ先生の古宅は


  一見『両班の家」なのですが


  実は、シン・ジェヒョ先生というのは


   両班ではなく「中人」という身分です。


   両班より下位の身分です。



 

 うちの夫がこの柱を指して言います。

 

 

 こういう丸太の柱の使用というのは


 両班の家や書堂、寺や宮殿にしか


 許されなかったものなのだけど


 この家では、このとおり使われている。



 そしてこの軒の高さ


 これもそう。これ国の法に反してる。


 


 
ソウルの教育ママ



 これも『軒」が中人の家としては


  高さが高すぎるということで


  当時、警告されてるんだ。


  

  じゃあ、なんで許されたの?


  この先生の研究業績が高く評価されたから許されたの?


  と夫に聞くと


  「いや、19世紀ってのは


   身分の隔たりがかなり乱れた時代だったんだ。


   両班という身分が金で売買されたこともあるし。


   そういうことがあったから


   他から干渉されなかったみたいだ。」



  という。



 
ソウルの教育ママ


 当時の様子を再現したお人形。

 

  近寄ると人形の髪がざんばらに乱れててちょっとコワイ、、、


  おーい!管理人さん。なんとかしてえ。