こんなこと、あんなこと

豚の頭(2012.4.21)

백강 문정사랑 2013. 9. 2. 19:23

先日 子供たちと一緒に中国語教室に行ってきました。

 地域の中国人ママが毎週奉仕で教えてくださるということで


 

 ありがたく参加しました。


 

 

 
ソウルの教育ママ


 

 生徒は 、高校生 中学生 小学生 未就学 そして主婦とバラバラ。


 

 先生のご苦労が偲ばれます。



 

 今私のいる街で日本人ママは40人ですが中国人ママは60人です。



 

 今回教えてくださる先生は 朝鮮族出身の方で


 

 小さい頃から韓国語が身近にあったとはいえ


 

 中国語で生活してきた方なので


 

 韓国語にすこしクセがありますが、


 

 大学での専攻が韓国語だったということで


 

 韓国語の文法知識は韓国人以上の優秀な先生です。


 

 こっちの授業のことはまた別に記事にしてアップしようかと思ってます。




 

 二時間楽しくお勉強して家に着くと


 

 居間のテーブルの上に


 

 どどーん


 

 
ソウルの教育ママ



 

 ぎゃー 豚の頭があ!!


 

 
ソウルの教育ママ


 

 左から見て


 

 
ソウルの教育ママ

 右からみても豚の頭



 

 実は背面から撮った写真もあるのですが


 

 あまりにもグロテスクでとてもここに載せることができません。


 

 グロブログとして有名になっても困るー


 

 
ソウルの教育ママ


 

 こんな大きなお餅まで


 

 どこかで祝い事があったようで、夫が頂いてきたそうです。


 

 
ソウルの教育ママ

 うちの末っ子大喜び !!



 

 ギャーとかビックリするふりだけしましたが


 

 実は私も特殊な部位の肉が大好きで


 

 豚の耳とか結構やみつきです。



 

 韓国では祝い事に豚がつきもので


 

どこかの開店とかになると お店の前で一匹丸焼きにして


 

お客さんに振舞う光景が見られます。



 

 だいぶ数は減ったようですが1980年代の


 

 ソウルの南大門市場はあっちみてもこっちみても


 

 豚の頭が並んでいました。


 

 最近は一箇所にまとめられているのか


 

 目にする機会が減ってつまらないです。




 

 そういえば、生きた鶏をその場で食用にしてくれるサービスが


 

 うちの近所の市場でまだあります。



 

 まずは鶏の足首を掴んで逆さにして熱湯につけ


 

 そのまま羽をむしる機会に入れます。


 

 私はこれを始めてみたとき


 

 「ほおー とりはこういう過程を通して食べられるようになるのかあ」と感動しました。



 

 なにしろそういったものはすべて工場でキレイに処理されてしまうので


 

 私達の口に入るまでにどういう過程があったのか想像することすらできません。


 

 ウサギ鍋もあって、ウサギも皮をはがないといけないはずなのですが


 

 それは見たことないです。


 

 やったことある方は「するっと剥ける 簡単だよ」と言ってました。



 

 そういえば鹿の生の血を飲ませてもらったことがありますね。


 

 鹿の角は漢方薬の大切な材料で一年に一度角を切る時期があるのですが


 

 そのときに鹿持ちの方が「飲みにおいで」と呼んでくれました。


 

 意外とクセがないすっきりした味でした。



 

 後学の為、「写真を取らせてもらえないでしょうか?」と鶏のお店に頼んでいるのですが


 

 いかにも怪しそうに見えるのか


 

 「イエス」といってもらえません (T_T)

 

 また次の機会を狙ってます。


 

 「10ぺん斧を入れて倒れない木はない」という諺が韓国にありますからね。


 

 急激に近代化した韓国ですが、探せばまだまだびっくりするようなことがあります。


 

 モノにも人にも。


 

 

 「物事にはウラがある」 と思います。


 

 いい意味でも悪い意味でも。


 

 私は豚の頭を後ろから見せて子供達と一緒に解剖しました。


 

 「ほーれみろ 豚の頭の中ってのはこうなってるんだよ」


 

 「ウチのお母さんヘンー」と嫌がられましたが。(T_T)


 

 

 豚の口をぐいっと開けさせて 歯の数を数えてみたり どうも臼歯ばかりで


 

 ああほんとに草食なんだなと確認しました。



 

 気持ち悪いのが嫌いな人が読んでたらごめんなさい。


 

 ここまで生の材料に触れることは


 

 最近の韓国でも多くないので嬉しくて書かせてもらいました。