農村ではまだ唐辛子収穫作業が続いている。
これはハウスではなく、路地栽培の唐辛子です。
収穫後、天日で干すので、
あっちでもこっちでも 道や家の庭、軒は、干した唐辛子だらけです。
コメの収穫後も、天日干しのために広げられたシートいっぱいの米のせいで
車の運転に気を使いますが、
今はどっちをみても赤い唐辛子。
韓国至るところにある
老人会館
その庭にも
唐辛子が広げられ、
空いたハウスの中も
唐辛子でいっぱい
暑いーーー!!
長くはいられないけど、よく乾きそう。
今年はいまだかつてなく
唐辛子が高値で取引されているそうだ。
3週前、お隣のおばあさんが
「1グン 1万2000wもしたのよ!!」 といって買い入れた唐辛子を見せてくれた。
(400グラム 1000円弱)
2週間前、生徒さんの家が買い入れた唐辛子は
「1グン 1万5000wだって!!!」 と
当主が目を剥いていた (400グラム 1200円ぐらい)
それなのに、今日遊びにきた唐辛子農家の奥さんの話では
「とうとう昨日 1グン 19000wまで行ったって話よ」
(400グラム 1700円くらい)
ここのご主人さんが、唐辛子農業を始めたのは 1994年だそうだが
一度もこんな高値での取引はなかったそうだ。
今年は記録的な長雨で、韓国の忠南地方以北の農作物がひどい被害を受けたためだ。
去年は白菜が「金の値段並み」 と言われるくらい高沸した。
今年はその3分の一くらいのラインに収まるだろうと、ラジオで農林水産部の役人が言ってた。
しかし 白菜が安くなっても、キムチの材料のどれかが高くなったら同じじゃないか?
にんにくが高くなったり、ネギがたかくなったり、ある時はアミの塩辛だったり。
今年は唐辛子だけど。
ちなみに、私の住む地方では、主婦達は(年配の)
乾燥した唐辛子を 大袋で買っておいて
キムチをつける前に、 「パンアカン」 というお店にもって行き
にんにくだのたまねぎだの、自分の好きな材料を混ぜ込んで
ペースト状にしてもらった唐辛子でキムチをつけるのが常だ。
コチュカル と呼ばれる唐辛子粉でつけるのは
間に合わせのキムチくらいかな。
多分ソウルの人なんかはコチュカル使ってると思うが。
ペースト状の唐辛子はたくさんつくって冷凍庫に入れておき
野菜料理や魚料理の味付けなどにも多用する。
私は毎年、義母がたんまりと分けてくれていた。
うちの義母はすごく気前のいい人だ。
これがすごく美味しい。
私はお客が来たときに一品足りないなと思ったら
なんでもありあわせの野菜を刻んでこのペーストで和える。
今年みたいに唐辛子が「金の価格並み」だと、
韓国の食卓は、白くなるのかしら????
でも唐辛子って、秀吉の朝鮮出兵のときに
韓半島に渡ったというのだから、 韓半島での歴史は結構浅いはず。
韓国の元もとのキムチは「白キムチ」。
あれって美味しいんですよねえ。
ご飯がいくらでも頂けます。
今年、唐辛子が高いなら、 ムリして買わずに
「白キムチ回帰」も悪くないんじゃないの?
と外国人の気楽さでぺらっと言ったりしたら、怒られるかなあ?
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