こんなこと、あんなこと

韓国の公文の先生2011.7

백강 문정사랑 2013. 9. 6. 10:17

 日本のいろいろな教育産業の名前は韓国でもよく目にする。

 「パルガンペン」 は「赤ペン先生」だし


 

 「しちだ」 といえば、熱心なお母さんは分かる。


 

 

  「公文」は 漢字を韓国語読みすると 「クムン」 になるのだけど


 

  そのまま日本読みで 「クモン」 、クモン学習と呼ばれている。


 

  

   日本では先生の開く教室に子供が行くのが一般的だが、


 

   韓国の公文は、先生が家庭訪問する。

 


 

  一週間分の宿題プリントを生徒に渡しておいて


 

  先生が一週間ごとにチェックしにくるのだ。



 

  韓国にはウンジンだとか、ハンソルだとか、いろいろ学習誌(ハクスプチという)の会社があるが


 

 大体、こうして一週間に一度先生が訪問するシステムになっている。



 

   うちは末っ子のスンギくんに、公文のプリントをやらせることにしたので

 

  先生に来てもらうことになった。



 

   先生は30代独身の男性で、公文の先生歴6年の方だった。



 

   先生は、学習に入る前に、机の高さをしきりに気にしていた。


 

  最初はこれでやってたのだけど


 

  

ソウルの教育ママ



 

  

  大人用の机では、子供の集中力が続かないということで

 

  「お母さん、低い机ありませんか?」


 

 というのでこっちでやることになった。



 

 
ソウルの教育ママ



 

  先生に 「写真とっていいですか?」と聞くと


 

 先生はギクッとして 「な、なんでですか???」 

   とうろたえる。  


 

 あまり写真がお好きじゃないようだ。


 

  「あの、ブログにあげるだけですけど、、、」


 

 「ああ、スンギが勉強しているところですね、じゃ私は出なくてもいいんですね


 

 どーぞ、どーぞ」       (なぜかホッとしている先生)




 

 ということで、韓国の公文の先生、後姿ショット



 

 先生はとにかく 学習姿勢 具体的な身体姿勢に気を配る先生だった。

 

 鉛筆の持ち方、角度。


 

 左手を置く場所。


 

 多分長いことやってきたノウハウなんだろう、 そのほうが旨くいくという教育者の実感。



 

  ストップウォッチを取り出して


 

 一枚のプリントにかかる時間を計り始めた。


 

  

 子供に「時間を計ってるよ!」と伝えて、はじめると


 

 一枚ごとにタイムが目に見えて短くなっていく。



 

 

 私も小学生の頃、親に公文教室に行かされた。


 

 日々プリントを解いていたが、どうも性格に合わない。


 

 つまらなくてつまらなくて、死にそうだった。


 

 イヤーになって、親に頼んで辞めさせてもらった。


 

  公文って、合う人には合う学習法だろうと思う。


 

 

 


 

  スンギが教えてもらってるのは


 

 算数と 国語と 読書指導の三科目なので、 先生の滞在時間は30分くらいだった。



 

   一科目だったら多分15分くらいで終わっちゃうだろう。



 

 ということで、公文の先生が毎週訪問してくれる。



 

 ちょっとガードの固そうな先生であるが、

 

 犬好きでうちのクララをみると相好を崩す。



 

  

  先日うちに長年来てもらっている英語の先生をネタにして


 

 日本のメディア向けの原稿を一本仕上げた。 


 

   

  この先生にも、そのうちいろいろ聞いてみようと密かに狙っているのである。


 

   

   いやいや 来てもらう目的は、あくまでも 子供の学習なんですけどね。 (えみこ)

    


 

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