こんなこと、あんなこと

引き潮の落とし穴2011.8

백강 문정사랑 2013. 9. 9. 09:06

先日、海に行ったときのエピソードです。

 遊んだ海が、韓国の西海岸で、(水の透明度が低くて一見綺麗じゃない(x_x;))


 

 特に、満ち潮と引き潮の速度が速い地域でした。



 

 海水が満ちてくる速度も相当なものでしたが、


 

 引いていく速度も、あれよあれよという間で


 

 さっきまで水に覆われていた部分がどんどん砂浜になるのでした。



 

 満ち潮のときは、子供達を海の中で


 

 かなり自由に遊ばせていました。


 

 深いところにはいったとしても、どっちみち満ち潮の時間は


 

 砂浜に押し寄せられるので


 

 沖にながされる心配は少ない。


 

 

 その代わり、引き潮の時間になったら、


 

 絶対ひざより深いところには行かせないと決めて


 

 子供達を遊ばせていました。



 

 引き潮になって30分くらいのとき、事件は起こりました。



 

 子供達が砂浜で貝を掘ったり、水路をつくったりして遊んでいる時


 

 砂浜を一台の乗用車が走ってきました。


 

 車は子供達のほうに迫ってきます。



 

 中から4人の老人がカメラを手に手を振っています。


 

 自称 「写真家グループです! キミ達写真を撮ってあげよう!」


 

  

 ということでした。


 

 彼らは車から出て


 

 こどもたちにいろんなポーズをとらせて


 

 写真をパチパチ撮っていました。



 

 10人全員にいっせいにジャンプさせて、シャッターを押したり


 

 20分くらい、嬉々として撮影してたみたいです。



 

 子供達もあとで写真をおくってくれるということで


 

 嬉しそうに要望にこたえていました。



 

 ところが、自称写真家のおじいさん達の車が


 

 さあ出発! と言う段になって、エンジンを掛けたものの

 

 全然前に進まない。 


 

 車の前タイヤはどんどん、砂浜にのめりこんでいく。



 

 そこいらにいる人を集めたり、子供達を呼んで

 

 後ろから押してもらってエンジンをふかしても全然ダメ


 

 スコップを持ってきて掘ってもだめ。


 

 それどころか、そんなことやればやるほど、車は砂浜に埋まっていく。



 

 そりゃそうだ。 今は水がないようにみえるけど


 

 そこ、30分まえまで海底だったんだから。


 

 さっき来たから、気がつかなかっただろうけど。




 

 自力脱出をあきらめたおじいさん達の要請に応えて

 

   30分後にようやくレッカー車登場。



 

  
ソウルの教育ママ

  こんなスタイルのレッカー車だった。





 

  ところが、、、、


 

 ずぶずぶの砂地に一緒にレッカーもハマッてしまい、、


 

 救助どころか、レッカーも一緒に動けなくなってしまった! オーマイガッ!!



 

 レッカーにもレッカーとしての意地と恥があるのだろう。


 

 彼もやはり30分くらい頑張っていた、、、


 

 ついに断念。



 

 別の救助車を呼んだ。



 

 


 

 次に来たのが、レッカーというより


 

 巨大な耕運機のような背の高い車だった。


 

  でこぼこのタイヤがついていた。



 

 
ソウルの教育ママ

 これをでっかくしたような形のやつだった。



 

 この車の登場で、ようやく砂地から二台の車は救助された。



 

 ふーん、こんなことがあるんだなあ と思った。


 

 一見ただの砂地だけど


 

 ほんとにちょっと前までは水の底だったから


 

 車が一度速度を緩めてしまうと走れないんだ。



 

 写真を撮ってもらったり、一緒に車を後ろから押して頑張った子供達にとっても


 

  忘れられないひと夏の思い出になったことでしょう

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