こんなこと、あんなこと

公文ひとつで2012.2

백강 문정사랑 2013. 9. 16. 11:07

以前、ある教育関係ネット上のコミュニティで

 こんな話がでて、参加者が湧きました。



 

 公文ってありますよね 。


 

   皆さんご存知日本を代表する教育産業の大手


 

 日本のどこでも見かける公文教室 


 

  (と、思ってたらまきさんの子供の頃にはあちらになかったそうです)




 

  当然、韓国にもあります。


 

 韓国のママの中でも「公文がいいわ」と子供に


 

  やらせている人がたくさんいます。



 

 公文は本当は韓国語読みをすると「コンムン」になるはずですが


 

 ここでも日本語読みの 「くもん」 で通ります。



 

 それである日本人ママが


 

 公文をキーボードで漢字変換しようとしたら


 

 間違えて、「苦悶」になってしまったそうです。



 

 公文の教材が性格に合わない子供達にとっては


 

 演算練習の連続である公文プリントは間違いなく「苦悶」なので


 

 この変換間違いは、ママたちに大いに受けたのでした。



 

 ひきつづき、韓国にはシンクビックという大手の学習誌がありまて。(えーと これはウンジンかな?)


 

 この学習誌、これも教科書にそって


 

 なかなか楽しく作ってあるのですが


 

 やはりそういう毎日のプリント学習が嫌いな子供達は


 

 苦痛を感じるようです。(うちの長男なんかはすごく嫌がりました)


 

  それで、こっちもシンクビックが 「辛苦ビック」


  

 という笑い話がありまして、


 

 公文とかシンクビックという名称を聞くたびに

 

 思い出して笑っていました。




 

 韓国の公文は教室制ではなくて


 

  先生の訪問制です。


 

 我が家は一週間に一度先生が来て下さいます。



 

 うちの末っ子のスンギくんは


 

 この「プリント学習」というものが向いてるタイプだな母親の私は思っていました。



 

去年の秋から始めてかなり順調


 

 スムーズにレベルアップし


 

 とくに困ったことはありませんでした。



 

 ところが、この正月前後、日本に行ったり来たりして


 

 また冬休みのせいもあって


 

 なんとなくプリントが停滞していました。


 

 だから私が横についてやらせていました。



 

 本人ちょっとやる気をなくしていて、かなり面倒くさそうです。


 

  そのとき、スンギくんが私に聞きました。


 

 「おかーさん、 今日も愚問やるの?」



 

  

  くもん と ぐもん     濁音がつくか つかないかの違いです。


 

 この  「く」 と 「ぐ」

 

  韓国人には区別がつきにくい発音で


 

 もちろん スンギ君は 「愚問」ー 愚かな問題の意味を狙って発言したのではありません。



 

 ただの、いい間違い。




 

 でも、単純な計算問題を多量にこなす公文の方式に


 

 ちょっと飽きてきて、「毎日こればっかって子供もつまんなさそう」


 

  とうすーく思っていた私には

  

 この「愚問」の言葉が突き刺さり 


 

 その場にうずくまってしまいました。



 

 愚問!



 

   「おかーさん どうしたの?」


 

   「、、、な、なんでもない」


 

  

   気を取り直して、公文のプリントを仕上げさせました。



 

    

   先生が来たときに


 

 「先生、公文の先生って大変でしょう?


 

  日本の公文なんか、先生は動かなくていいんですよ。


 

  生徒から訪問してきてくれるんですよ」


 

 

 といってみました。



 

 「そうですねえ、 自分の友達が、オーストラリアで公文の先生やってるんですけど


 

 あっちでも教室制らしいですよ。


 

 しかしここ韓国はとにかく学習産業がたくさんある激戦区ですからね。


 

 こういった学習誌なんかでも、会社がいくつもあるじゃないですか


 

 だからある程度までやって、『これからこの子良い感じになるな!』ってこっちが


 

 思ってるときに、お母さんが他の教育法に乗り換えるとかね、そういうのがありますね。


 

 公文って続けてやるとホントに効果があるんですけどね。」



 

 ということだった。


 

 「ぎくっ!」


 

 


 

 乗り換える気はないけど、


 

 ちょっと飽きが来たのはホント。



 

 公文は愚問かあ、、、、、


 

  いい間違いだけど、おもしろい。



 

  全く、子供といるとこっちが想像もできないようなことを


 

  言ったりするから目が離せない。


 

   すごいなあ。


 

  

 あんた達のおかげで、ホントに人生面白いわ


 

 とつくづく思うのでした。

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