高敞高校枡富さん関連

図書館の蔵書2012.2.1

백강 문정사랑 2013. 9. 16. 11:10

今日、高敞にある男子高・高敞高校の先生に

   呼ばれて行って来ました。



 

 この学校は1919年頃、(日帝時代)に


 

 日本人が創設した学校が元になっています。



 

  当時、私立高校がほとんどなかった時代に


 

  この田舎町に建てられました。(あったとしても他は大都市)



 

  現在でも高敞高校は進学校として有名な名門校です。



 

  ここでは日本語を教えていないので


 

 私が呼ばれたことは一度もないのですが


 

  今回学校からお呼びがかかった理由は

 

 「蔵書にある日本書籍の整理をお願いしたい」


 

  


 

   ということでした。


 

 創立以来の日本語書籍が学校にたくさんあるのだが


 

 一体何の本だか、手がつけられないので


 

  仕分けてほしい。


 

 

 ということで、朝行ってまいりました。


 

  まあ、まあ、


 

 とんでもなく古い日本書籍!が、2000冊くらい。



 

   それもすべて1945年の敗戦以前のものなので


 

 すごい本の題名だったりするのです。




 

  一番ビックリしたのが


 

 「ナチスの教育 -民族教育の効果的な実践方法ー」


 

  


 

   もちろんナチスの教育を肯定して薦めている内容です!!!



 

   すごい!!!


 

  


 

   ということで、来週から一日何時間か割いて


 

  この古い本たちの


 

  書籍名や内容を記録していくことになりました。



 

 しかし、 「いままで捨てられてなくて良かったー!!」 

  と思いました。


 

  誰かがこの本に価値があると思ったから


 

 今までこうして残されていたわけで。



 

  ええい!日本帝国主義め、こんなもの捨ててやるー 


 

  とどこかの韓国人が思っていたら

  

  すでにここになかったのですから。


 

  資料的には掘り出しものが隠れています。 


 

  日本の古書専門の古本商なんかつれて来たらウハウハでしょう。




 

  ということで、


 

  またたくさんの本とお付き合いすることになりましたが


 

 今回のはちょっと年配の御本たちですね。 


 

                (明治何年とか大正何年とかに発行されてるから

                    人だったら100歳超えてますね)


 

  


 

   なんとなくこの本に


 

  「ちょっとえみこさん、来て手入れしてくれる?」 


 

    と呼ばれたような気がしています。


 

   「本の神様」 に今日も感謝。 (私はなんとなくいるような気がして)



 

  本にはあちこちに赤線が引かれ、書き込みがされていました。


 

   当時の学生達が読んだのでしょうか。


 

  襟を正して、学校に向かっていかないといけないような気がして


 

  身がひきしまります。