えみこ書評(2010年以降)

そうだ!葉っぱを売ろう!(4)2012.4.3

백강 문정사랑 2013. 9. 17. 10:37

 本文とはあまり関係のないネタなのですが

 先日私がこちらにあげた「すごい美人になったねえ!」記事関連で

 

  これが現在の横石さん

  

 横石さんが上勝に赴任した当時は

  ご自分の筆で

 「なんしろ若い時分は自分でいうのもなんだが

  今とは容貌がぜんっぜん違い、

  完全に外国人のような顔をしていたのだから。

 肌の色は白く、髪はふさふさ

  鼻筋は高く、彫りの深い切れ長の目

  一見するとハーフのようだった」

  と書いている

 ブライダルショーの男性モデルを頼まれたり

  地方新聞の紙面に投稿されたり

  バレンタインデーに知らない子からチョコをもらったり

  それは格好よかったそうだ。

 しかも部活のキャプテンだの

 生徒会長だのをしてたので

 とても目立ったそうだ。

  

  




 

 ところが、



 

 続く料亭通いで


 

 


 こうなる、、、  頬っぺたパンパン




 

  だから昔の友達にあうと


 

 「昔は男前だったのになあー」


  「信じられんなあー」 



 

 といわれると書いてある。




 

   子供のときの容貌はどうなるか分からない


 

   という話を昨日書いたが

  

  今日は「成人の容貌」でさえ、どう転ぶか分からない!


 

   という話になってしまう。


 

   世の中は諸行無常のようだ、、、、





 

   さて、この横石さんが上勝の町に採用されるとき


 

  町で「地元の人間を使おう」 という反対が起こったそうだ。



 

  よそモンになんでうちの町の税金を? と


 

  しかし


 

  「新しい風をいれんといかん!」


 

  と主張する町長だったので


 

 よそモンの横石さんが入れることになったそうだ。



 

  いろんな偶然が重なって


 

  横石さんは上勝の人になった。



 

  たった一人の人間の一つの小さな決断が


 

  あとで大きな差を生むことになったようだ。



 

 


 

 どんどん元気がなくなり外国産の農産物に押されて


 

 色あせる韓国の農業界


 

 なによりも「希望」がない。


 

 うちの町も「若い人」がどんどんと町からでていく。


 

 

  「こんなところにいたって、、、」


 

  「ここにいては希望がない、、、」



 

  若い人は町に希望を見いだせなくて


 

  都会での勤め先を探すのだけど


 

  年よりは出て行くところもない。


 

  閉塞感溢れる田舎の様子はもう私の現在の居住地と同じ。



 

  ここでできることはなんだろうか?


 

  そう思って手に取った本でした。



 

  横石さんありがとう!!