たまたま訪れた
外大とホンイク大の農楽合宿だったのですが
なんとその中に
日本人留学生の女の子がいましたので
彼女にお話を聞かせていただきました。
現在ソウル外国語大学中国語学科に在籍中の
櫻井さんです。
大変快くインタビューに応じていただきました。
誠にありがとうございます!!ヾ(@°▽°@)ノ
以下、お話を まとめたものです。
(ワードからコピーするとなぜか文章が引っ付いてしまう
ということが良くおこります、、さあ今回はどうなっているか??)
高校卒業後、櫻井さんは、
一年だけフリーターをしたいと
ご両親に申し出た。
それだったら「ピースボート」に乗ってみたら?
という話がご両親から出て、その道を選ぶ。
元々櫻井さんの家庭は
お父さんが韓国という国に韓流とは別に関心が深く、
お母さんは戦後補償問題に対する関心が高い方だったそうだ。
東京町田市にある和光高校出身
ここは幼稚園から大学まであるが
櫻井さんは小学校から高校までをそこですごす。
この学校ではかなりユニークな教育がなされている。
小学校では沖縄問題を考える機会を
あたえられたこともある。
高校の時は、
「安重根は英雄かテロリストか?」
という討議の場をもつこともあったそうだ。
(ここは韓国に特別深い関係をもった学校ではないそうだが)
御両親の影響もあるが、櫻井さんは
日本の戦後補償問題に関して
素朴な疑問を抱いていたそうだ。
日本人は
ドイツのアウシュビッツのことなどに関しては
よく知っていたりするのに
なぜか相手が韓国や中国になると
とたんに知識が貧困になることなど。
だからできれば、
その時代を直接体験した方々にその口から
なにかを聞いてみたいという思いがあったそうだ。
現在、中国語学科に在籍しているということだが
言葉の問題などは?と聞くと
授業や提出物に関しては
大きな問題はないという。
回りにヘルプしてくれる方もいる上に
授業内容は録音して
放課後もう一度確認している勤勉さだから。
最初は、韓国の聖公会大学で約一年学んだ。
そのときは全く韓国語ができなかったので
日本語学科。
そこでの一年三ヶ月が韓国語を学ぶ期間になった。
その大学で韓国の伝統芸術である
サムルノリのサークルに入る。
聖公会大学の友人がサムルノリの
サークルのメンバーだったという縁もあったそうだ。
日本でももともと伝統的なものが
好きだったという櫻井さん。
秋祭りではアイヌ舞踊、
あらうま、エイサーなどに接してきたそうだ。
外大に移った現在も
外大のサムルノリチームを楽しんでいる。
韓国で暮らす苦労もないわけではないという。
たとえば現在櫻井さんの年齢は22才なので
外大の韓国人学生一年生の年齢よりは高い。
韓国では年齢による言葉の上下関係が厳しいが、
学年は下、年齢は上という微妙な立場が、なんとなく難しい。
韓国どこでもそういうわけではなく、
たまたま現在いる学科では、
年齢よりも学年が大事らしい。
以前いた日本語学科では
年齢をもとに言葉遣いが決まったそうだ。
反日感情なんてもうないんでしょ?
と日本の知り合いにいわれることがあって戸惑うそうだ。
まったくないかというとそうでもない。
外大の授業で、
「あ!ここは日本人学生がいるから早口でいおう」
と言った講師がいたり
、
田舎旅行の旅先で、
「日本人です」
と挨拶すると
なぜか相手がそのときから
言葉少なになったという雰囲気の変化を感じたこともあるという。
直接なにかをいわれたわけではないけれど。
現在在籍している大学は、
韓国人にとっては「有名な大学」。
同級生たちの話をきくと
信じられないほど
勉強してきた様子がうかがえるそうだ。
自分の学生時代にあった
回りをみわたすゆとりや遊びが
彼らの高校生活の話からは聞こえてこない。
聖公会大学は代案学校からきた子たちが
多かったので、もっと自由な雰囲気があったが、
外大はまた違うという。
将来的には中国に留学することも検討中
だそうだ。
現地にきて「言葉ができるようになる」
という経験をしたので、
中国語もそうやって学べば
きっとできるようになるという確信が
すでにある。
お話は以上ですが
あとで櫻井さんと、別にお話をする時間をもてました。
留学生としてみる韓国と
私のように母親として過ごす韓国は
かなり違うだろうという話には櫻井さんは
とても関心を示しました。
外大に優秀なベトナム人や
中国人学生が留学してくるのでしょうが
この地方で見る外国人の現状などの話
そういう立場で子育てをして、
韓国で子供を学校に上げていく外国人ママには
どういうスタンスが必要なのか
などの私の話を大変面白がってくれました。
好奇心旺盛、
伝統的なものと歴史に関心が深い。
まじめに考える。
人と同じ方向に
行かなくてもかまわない。
こんな考え方の日本人の女の子が
韓国に留学しにきてくれてるなんて
希望があるなあ!と
思いとてもとてもうれしくなったのでした。
次は中国語だ!
がんばれ日本の女の子
世界を駆け回れ!!
櫻井さん
お話を聞かせてくれて本当にありがとうございました。
韓国の歴史に興味があるということなので
是非また別に我が家をお尋ねください。
心から歓迎します
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