去年の夏は毎週のように遊びに行かせてもらった
農楽伝授館です。
(2011年の夏の記事にたくさん上がっているはず)
毎週、都会の大学生たちが夏休みを利用して
農楽研修にやってくるこの廃校
土曜の夜には盛大な
打ち上げをやるというので
館長のお言葉に甘えて
そのときにいつもお邪魔していました。
今回はお昼の練習時間に初めて伺いました。
宿泊施設の手すりに掛かった
大量の洗濯物
学生がいるんだなあと分かります。
この部屋では
大学生対象ではない一般人向けの演習をしてました。
いくつもの教室をぶち抜いて作ったのだろう
こっちの大きな部屋を利用して
研修の真っ最中でした。
今週の利用者は
ソウルのホンイク大(芸術系が大変有名な学校です)
とソウル外国語大学の
サムルノリサークルでした。合同合宿ですね。
廊下で見学中の学生たち
ところせましと、大学生たちがリズムに合わせて動きます。
なぜだか、モンペをはいている学生さんが
何人かいた、、
モンペは韓国でもモンペで通用します。
日帝時代の置土産だと思います。
こんな豹柄モンペだけじゃなくて
花柄の正等モンペの方もいました。
着ていて涼しいから
農楽の練習にちょうどいいのではないでしょうか。
洗濯してもすぐ乾くし、これ。
大学生が50人前後、一つの空間に汗まみれで
おさまっていると、(いえ、動き回っていると)
一体どんな匂いがするのか
匂いまでお伝えできなくて残念です。
すごい、、、
一口で言えば
「汗の匂い」ですが。集団の汗の匂いです。
ここに来たのは、
この大学生の演習を見学するためでは
なかったのですが
彼らがどれだけまじめに
一週間の研修期間を過ごしているかが
よくわかりました。
先日、ここの館長さんと夕食をともにしたのですが
「晩の10時から、その日の評価をしないといけないから
いそいでかえらなくっちゃ!」
と言ってました。
ここで学生たちが
指導を受けている様子を初めて見て
その真剣さにびっくりしました。
学生も真剣なんですが
講師もすごい。
座ってみてて、あーだこーだ怒ってる人なんか
だれもいないのです。
この人たち
これが好きなんだなあと見ていて分かる人たちでした。
大学生といっしょになってフルに踊る!
一時間くらいでは終わらなかったはずです。
私が三時半くらいに到着して
ほとんど6時までノンストップで
楽器の音が聞こえていましたから。
ひえースパルタだったんだあ!!
とびっくりして講師の先生に
「ここって厳しいんですねえ、、、」と洩らすと
「このくらいのどこが厳しいんですか??マジ?」
と驚かれました。
芸術系ではこれくらいはフツーのようです。
私は絶対ついていけません!断言!
私は農楽をどれほど目にしても
「自分もやってみよう!」とか「歌ってみよう!」と
思わないところを見ると
こういうことに
あんまり向いてないようなのです。
だからせめて記事をあげて
紹介しまーす。
ここは大学生が一週間の滞在につき
約20万ウォンの研修費(食費、部屋代込み)
伝授館に払います。 (日本円で一万4千円くらい)
個人でこの農楽研修に参加したい方は
学生たちのスケジュールに合わせて
同じ額を払って期間を合わせて入ってくれれば
受け入れてくれるそうです。
コチャンのバスターミナルから車で
20分くらいでしょうか。この廃校
私が車を出せる日なら、連れて行ってあげるくらいの
ことはできますよ。
このブログのえみこあてにメッセージを下さったら
連絡役くらいは、しますので
もし、関心があるかたはご連絡ください。
熱い熱い農楽伝授館の夏です!!
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