こんなこと、あんなこと

怒ってる理由2012.7.3

백강 문정사랑 2013. 9. 26. 10:09

 去年私は、ある期間小学校に出張して勉強を教えていました。



  そのときの教え子たちは


  小学校三年生、二年生、一年生が一人ずつで


  三人とも兄弟でした。



   彼らの下には、あと4人の弟妹がいました!


  つまりここの家庭の子供さんは7人です。



   この家庭のママは、


   子供を7人という数で


   終わらせる気があるのかないのか


   それは良く分かりませんが


   はっきり「これ以上生むのを辞めよう」と


   思っているようではない感じでした。




   各種手続きのため、このママに同伴して


  いろいろな役所関係手続きに出向いたのですが


  出先出先で、


  「これ以上この人が子供生まないように説得してあげてくださいよ」


   と韓国人女性たちが言いました。


   ママじゃなくて私に。



   韓国の非婚率は高く


   離婚率も高く


   目に見えて少子化社会に向かっているのに


   そして田舎は人口もどんどん減ってるのに


   そんなことを言われてしまった。



   一家庭で育てる子供の数としては


   限界を超してると見られたのでしょう。




   そのとき、「どうやって育てるの?教育はどうするの?」


   と心配する韓国人女性たちの声の中に


    私はなんだか ある感情を感じた。




   その声には、、、「自分ももっと生みたかったけど、諦めたんだ」


   という思いが混じっているような気がした。


    あくまでも私の印象だけど。




     親戚の女性たちが集まって女性たちだけになると、


    そういう話がでてくる。


     「誰かが妊娠した」という話が契機になるような気がする。


    ママ友とも腹を割って話が深まるとそういう話が出る。


   「とても育てられないと思って、堕したんだ、、」


  


     そのことを今では後悔しているという人もいた。


   その後ろめたさと罪悪感とが


   なんとなく消えないのは表情からして明らかで


    そういう話になると、明るくからりとした韓国人女性でも


     湿度があがる。



    

    そんなに珍しい話じゃない。多分日本でも。


    育てられないから手術したってことは。


  

     


    でも、自分はそう思って、泣く泣くお腹の子を諦めたのに


    「ちゃんと教育しないといけない!


     昔と違うんだから子供の数だけ多ければいいってわけじゃない」って。




    目の前にずずずーっと7人も子供生んだママなんてのが


    出てきて、自分たちの基準からしたら


    ほとんど放任に近いような子育てで!



 

     だから許せないんだと思う。


     だからよけいに腹がたつんだと思う。


     感情的には。


     自分がなんとか理性を納得させて泣く泣く諦めたものを


    手にしている人を見たときに。



   


    なーんてことを、なにかの拍子に久しぶりに思い出しました。



    ちなみに去年の教え子たちが


    なんでえみこ先生、今年は教えに来てくれないんですかと


    新学期に先生たちに聞いた時、


    学校の先生たちは


     くるしまぎれにえみこ先生は


     「日本に帰ってしまった」


    と言ったという!



   おーい 私はずっとここに住んでるんですけどー!!  


     そんな嘘をついてはいけませーん!!   


 

    ほんとの理由は他