こんなこと、あんなこと

まさかの人が2012.7.4

백강 문정사랑 2013. 9. 26. 10:07

おはようございます。


 

  子供たちの試験期間真っ最中なので


  その話ばかりになり恐縮ですが


  小学校のテストの場合主要教科は


  一日で試験が終わってしまいます。


  芸術や体育系の試験は来週の頭にまとめてやるそうです。



   息子が昨日家に帰ってくるなり


  おかーさん 僕100点取った!


   と誇らしげに言いました。



   100点? あんたが100点?


   一体何で100点とったの?


   と聞くと


   国語が100点だったそうだ。



   へー そりゃすごいね! 


  小5になるともうかなり難しくなってるのに


   ぜーんぜん勉強もしてなかったのに


    (と思う。どうみても)


   国語で100点取れたんだ!


   おかーさんも嬉しいよ! 


    




    うちは子供が三人ですが


    何でもすぐにできちゃう器用なお姉ちゃんと


    状況把握の素早い弟に挟まれて


    いつもこの長男はなんとなくあぶれてしまっていました。



    そして本人もかなりそれをひがんでいました。



    勉強に関して今まで彼が褒められたことって、、、


    うーん 記憶にないな。


    あ!最後まで頑張る頑張りやさん!という評はいつもついてくる。


    



    でもまあ、個人差があるから


    出来る子もいれば出来ない子もいるよな


    この子は「ゆっくりさんだな」と思っていました。


 


    それでも学校に通う年数ってやたら長いから


    「勉強が理解できた方が、学校生活が断然楽しいよ」


    「おかーさんは 勉強してるあなたが好きだ」とか

  

      (↑洗脳??)


    「勉強でいろんなことが分かるほど


    、いろーんなことが楽しくなるし


     なによりものごとのつながりを自分で見つけられる。


     どんな外国で暮らしてもそれなりに楽しい」


    という話をし


    家に本だけは山の様に買い込み


    という生活をしてくらしてたのです。



    はっきり言って(ごめんね)


    私は長男がこんないい御点をもらってくるなんて


    夢にも思ってませんでした。 親がびっくり!


 

     うちは田舎ですし

    

     国語が小学校五年生で100点って、


     韓国ではそう珍しいことでも


     ないのですが、


     それに後の科目の点を言わないところをみると


     あとのはどうも良くないらしい、、、、



     私がうちの長男をずーっと観察してきて


    この子が「国語100点取れた!」ってのは


     もうそれこそ みかさんちの「数学テストソウル2位!」に


      匹敵するくらいの驚きなんです!



     だってもうこのコの場合


     本とかほとんど興味もたずにきてて

    

     書く字からしてすごく読みにくいのです。



     100点の知らせを聞いたとき


      「先生はあんたの文字をちゃんと判読できたの??」


     と聞いてしまったほどです。私には読めん!




     このコの今年の担任の先生というのは


     かなり長く大学に留まって


    博士号を所得した美術の先生です。



    今年の頭に個人面談を申請して会いに行ったとき


    この先生は


    「ハンギ(うちの息子ね)は、ほんとに人間性が良い。


    掃除も奉仕もクラスでダントツに身が軽い。


    私が何かしてたら、さっと横で支えてるなんてことが良くあります。


     自分の息子がハンギみたいな子になったらいいなと思います


     正直、こんな息子さんをもって、お母さんがうらやましいです。」



   というすごい褒め言葉をくれた。


   とてもありがたかった。




   その場で



   「 この子、あんまり勉強に向いてないみたいで

    

    だからあんまり勉強に向かえとも言ってないんですよ 


    うちでは。本だけはたくさん読ませてますけど。


 


    そういうわけで試験が近づいても、


   あんまり本人も頑張らない姿勢が見えるかもしれませんし


   他の親みたいなバックアップがないなあと

 

   先生が感じるかもしれませんね。すみませんね。


 


   まあ、こういう変わった親のもとで育ってるから


   そうなんだろう、くらいの気持ちで許してやってもらえますか?



    うちの場合、親からして時代に逆行した考えで生きてますので。


    何しろ、みんなソウルに上がっていきたがる時代に


 

    わざわざコッチに降りてきたような人間ですから


     それはもう普通じゃないんですよ


   もし この子が勉強できなかったら、親の犠牲者だなということで」



    先生はカラカラ笑って

  

   「はい はい」


  


   


    

    この先生、この春から


   「毎日日記を書くこと!」を生徒に厳命した。


    他のクラスではこれはないらしい。あっても週3くらい。



    それも一行とかじゃだめで


    かなり書かせる。そして字が汚いと返されて書き直し!



    ということを一学期間、まじめにやったせいで


    うちの子の字は人間並みになり、


   そして何より彼は「書くこと」がとても得意になってしまった!!


    うそー@!@!




    こんな良い担任に恵まれるなんて!!ありがたい!!


   いやー 子供って先生の影響受けるんですねえ。


   何より先生が、うちの子を


    「ものすごく良い子」だと見ている視線のおかげで

 

     彼がのびのびやれたんだと思います。


  


 

    ということがありました。


   これから長男が優等生の道を進むと


    楽観的に考えてるわけじゃないですが


   とりあえず一つ「やればできる体験」が

  

    つめて良かったね!


   と思います。 おかーさんも ほんとにうれしいよ