どこにいっても大丈夫なように2012.7.2

　期末テストが始まって

　給食をたべた娘が早い時間に帰ってきました。

　今私の横で数学の問題を解いているのですが

　　時々

　「あー！なんでこんな問題！

　　

　　一体数学の問題が人生の何の役に立つのよ！！」

　　と怒っています。

　　

　　この人は数学が嫌いなようです。

　　「　将来世界にでるかもしれないでしょ

　　　そのとき　これくらいの中学の数学できないと

　　　　教えてあげることもできないよ」

　　　と思いつきで答えると

　

　　　（私も原稿書いてるので、返答に気が入ってない）

　　

　「私は一生　コチャンでいいよー！！」

　　と娘が言うので

　　イキナリ私も正気に返った。

　　なぜなら、私も娘時代そう思ってたのです

　　一生、親元でぬくぬく生きていくんだろうと。

　　　

　　

　　まさか自分が親元から

　　こーんなに遠いところに嫁にくるなんて

　　これーっぽっちも思ってなくて！

　

　　ところがフタをあけてみたら

　　なんやねん　

　　おーい　実家が遠いぞー！！

　　　せやから　娘に

　　「あんたは　甘い！

　　　人生　なにが起こるかわからん！

　　　移住にしても本人の望んだ移住もあれば

　　　　強制されての移住もアル！

　　　いっしょうこの町でいきていけるなんて思うな！

　　　今出来ることは、めんどくさがらずにやっとけ

　　　数学の問題解くことなんて、

　　世の中の『難しい人』とうまいことやってくことに比べたら

　　　　全然カンタンや！」

　　なーんて冷たいことを行ったのでした。

　　　まったく自分のことは棚にあげて。

　　　勝手なお母さんですが。

　　だって私はあなたのことを一生扶養しようなんて

　　　全然思ってないもん。

　　　もしかして韓国人のママたちは

　　　思ってるかもしれないけど。

　　　こんなに可愛く育てた娘が

　　　もったいなくてどこにも送れない！

　　　なんていう韓国のママの話を聞くと

　　　「一生連れとく気かよ！？」と恐ろしくなる。

　　　そして娘につりあうランクの高いお婿さんを探そうと

　　　いろんな候補者にケチをつけてる姿を

　　　（うちに親戚でそういう人がいて）

　　みてると

　　「冷蔵庫においとき過ぎると、そのうち中から腐ってくるんですよー」

　　　といいたくなる。いわないけど。

　　

　

　　ウチの娘！　さっさと飛び立ってくれ！　

　　うちは子供部屋が二つしかないんだから

　　お姉ちゃんが、どっかに留学するとかして

　　家をでてくれないと狭いよー！！

　　（でも飛び立つにはしっかり羽を育てねばということも

　　分かってる）

　　

　　私が子供の頃は

　　　「海外に出る」なんて夢みたいな話で

　　　将来外国にお嫁にいくかも？？なんて話

　　　アンドロメダの果て並に遠い話だったのに

　　　いまや　アジア国家はご近所なみになってしまった。

　　

　　　私の嫁入り先がもし韓国の釜山だったら

　　

　　　もし実家が九州の福岡くらいだったら

　　

　　きっと私は毎週のように２時間半のフェリーに乗って

　　　日本に里帰りするに違いないのだ！！

　　　だって近いんだもん！

　　

　　　夫の小言に嫌気がさして

　　　うざい！　と思ったら

　　　きっと子供の手を引いて

　　　「おじいちゃんおばあちゃんとこに遊びに行こう！」と

　　　いうに違いない。

　　　これはほとんど国内感覚！

　　　夕食つくるの面倒だな　午後三時くらいにと思ったら

　　　フェリーに乗ってたりして！

　　午後７時には間に合うな　なんちゃって。

　　　そういうフトドキな人だから

　　　　こんなところまで飛ばされてしまったのかもしれない、、、運命に。

　　

　　ああ！私も金曜締め切りの原稿かいてるのに

　　先にやるべきことやってしまおうと思ってるのに

　　　こうして不意に思いついたことがを書いちゃえーと

　　　別のことやってるのだから

　　　　（こっちはなんぼでも書ける）

　　　試験勉強せずに、すき放題絵描いてる娘と変わんないな

　　　似たもの親子だな