こんなこと、あんなこと

好きなことをやっている人というのは2012.7.2

백강 문정사랑 2013. 9. 26. 10:10

おはようございます。


 また新しい一週間ですね


 うちの子達は今週が「期末テスト」です。



  こどもたちが、週末勉強したんだかしてないんだか


  よく分かりませんが、とにかく親も子も


  「早く終わって欲しい、、、」気分ではあります。


  夏よ!来い!



  中学生の数学なんかは


  一年生の一学期にならう内容が


 これからの中学数学の基礎になるので


  この部分を理解せずしては、


  このあとどうにも先に進めなさそうです。


  点数も大事だけど、ちゃんと理解してるかどうかはもっと重要そうです。


  

  どうも聞いてみると


  娘の通う女子中学では 中3の数学くらいになると、


  「なんのことだかさっぱりわかりません」


  といって数学を完全に放棄する子達が


   かなりでてくるということ。


  


  基礎概念を理解できないまま、


  進度だけが決められたとおりに進んでいくから


  だと思うのですが、(私の住んでいるような田舎町でも

  

  どうせ塾でならってくるんだから といってまじめに数学の内容を


  講義しないという先生がいたりします。)




   まあ、試験前だということで


  一応娘も問題集ひろげて解いているのですが


  彼女にいわせると


 「あー!せっかくの日曜日になんでこんなこと!!」


  

   彼女が週末ごとに一体なにをしているかというと


  ウチの家は「おでかけ」が多いので親と同行することもありますが


  この子はものすごく「絵」が好きなので


  自分の書いた絵をパソコンに取り込んで


  それをコンピューターで加工するという作業を


  一日中やっています。


  

  誰かが教えてくれたのではなくて


   自分でやりたくてたまらないので


  分からないことにぶつかるたび


  ネットで検索したり、


  掲示板の質問コーナーに書き込んでは


 

  だれかに 答えをもらったりしてクリアです。


  私にたずねられたことは一度もありません。


  どうせ聞いても知らないだろうと思っているのでしょう。


  でも私が「これどうするの?」と聞くと


   実に手際よくさっさと教えてくれます。


 


 

  彼女はこれを毎週毎週やっています。


  どこかのアニメーションサイトの「ブログ管理」まで引き受けて


  まじめにやっています。


  


  



   そして「試験前のお約束」として


  なぜか長編小説が無性に読みたくなるということはありませんか?

 


  ウチの娘もいつもやっています。


  おととい彼女の手の中に


  分厚い東野圭吾の「手紙」がありました。


  これ結構長いです。 韓国版でも400ページを超えてました。


  

手紙/毎日新聞社
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 (これは日本語原書ですが。)


 

こっちが韓国語版
ソウルの教育ママ


 うう! 今思い出しても泣けちゃう話です・°・(ノД`)・°・



 

 

   「あ!あんた! それは、いったん読み出したら


   最後まで読まずには終えられないという


    東野小説なのに!」


   

  と私は警告したのですが


  娘は


  「大丈夫、大丈夫 20ページくらいで辞めるから」


 

   しかし、、結果は


   400ページすべて一気読みしてしまったじゃないか!ほれみい!


   愚かな、、、、


  しかしそれは誰もが通る道。



  私もさんざんやったので、


  「やめろ」なんてとても恥ずかしくて言えない。


  世の中にこんな楽しいことはないんだから。




   まきさんが一つ前に上げていた「歴史関連記事」を


  読んでいてもそう思ったのですが


  好きなことには誰もが「マエノメリー」になり


   熱くなり、言葉数が多くなります。


  

  そして誰にも強制されてないのに

  

  勝手にどんどん進んで行きます。



   私は昨日体調が悪くて、一日ねっころがっていたのですが


   横になっていても結局手には本があって


   三冊くらい読んでしまいました。



   どんなに調子が悪くても


  自分が手放さないことってあるんですよね。


   だれに頼まれなくても自然にやってることって。


 

   私は子供たちが赤ちゃんのとき


   オンブして子供を寝かしつけながら


   口では子守唄を歌いながらも


  手にはいつも本がありました。


   「二ノ宮金次郎」スタイルです。



  そして子供が寝付いた後も、目を覚ますまで


  ずっと子供の横で本を読んでいました。


   そして「ああ!もっと読みたい!」と渇望していました。





   自分の「好きなこと」を突き詰めて


  そのエネルギーで何かが出来たら、、、


  それってとても幸せなことですね。



   昨日完読したのは「スティーブ・ジョブズ」の伝記なのですが


  この人の人生なんてまさにそのものです。


   


スティーブ・ジョブズ II/講談社
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   こういう生き方が可能になり


   いつかはスタンダードになる、そういう時代が


    段々と近づいているのかもしれない。 そう思いました