「そうだったらいいのにな」と「そうである」は違う2012.8.9

もう書かないといいながら

　まだ護国キャンプのラストの閉会式の話です。

　なにしろ「護国キャンプ」ですからね

　　私に聞きづらい話もあるのです。

　　ここの院長がラストに挨拶に出てきて

　　こんな話をしました。

　　「みなさん！　

　　むかし日本は韓国を劣等国家だといいました。

　　しかし、現在行われているオリンピックを見てください！

　　　金メダルの数はどっちが多いですか？

　

　　　当然！韓国が多いです！！

　　　

　　　北京オリンピックの時の韓国の金メダルの数は

　　　いくつですか？」

　　なぜかウチのハンギ君が挙手して

　　「はーい！13個です！」

　　うちはテレビもないんだけど

　　なぜかこの人、こういうことは良く知っている、、、

　　　そしてすぐに手をあげて発言する。見事に親に似ている、、、

　「ほー、君　良く覚えているねえ

　　そう13個！

　　　それに比べて日本はあの時どうだったでしょうか！！

　　　一桁ですよ　たった一桁　　！

　　　日本は韓国を　劣等国家だといいましたが

　　　これじゃ日本はスポーツ劣等国家ですよね　はっはっは！！」

　　というのである、、、、

　　日本人が当時の朝鮮人を「劣等」と言ったとしても

　　別にそれは「スポーツ」のことではなかっただろうし

　　また、メダルの数や、成績の上下で

　　人に優劣をつける言葉を発すること自体

　　日本では「人間のレベルが低い」と言われることだと

　　思うので、

　　多分、メダルの数の多少で

　　韓国人に

　　「劣等国家」だいい気味だ！　なんていわれてるなんて

　　日本人は想像もしないだろう、、、

　　

　　こんなレベルの低いことを

　　公の場で発言する人が

　　韓国のある程度高い機関の偉い人、、、

　　

　　　

　　しかも、この院長

　　「先月中国に行ったとき、、」

　　「フランスに留学してたとき、、、」

　　「こないだカナダに行ったとき、、、」

　　やたらと外国に行ったときの話をする。

　　

　　　韓国に国難が起こった時

　　　いの一番に逃げ出すのが

　　　こういう人ではなかろうか、、、と

　　　と私は疑ってしまう。

　　とにかく他国との比較で

　　自国の優越をはかり

　　自尊心を高めよう！

　　という言説が中心になってたので

　　他国をけなすことけなすこと。

　　「韓国天国すばらしい国！」なんですよ。

　　おーい、この水原で数ヶ月前に

　　おそろしい事件が起こってますよね、知ってますかあ？院長。

　　女性が見殺しにされたんですよー！

　　

　　しかも他の講師たちと違って

　　この人は聴衆に「評価」を受けない。

　　講師たちは講義後、5段階評価を受けて

　　評価が悪ければ、次にオファーはない。

　　フリー講師の世界も

　　すべて「聴衆の評価」できまる厳しい世界だ。

　　点数つけるんなら

　

　　この院長の講義が一番点数が低いと思う！

　　やめさせるんなら、この人にしようよ！

　　あとの講師は努力の跡がみえるぞ！

　　

　　昨日夫と、コチャンの市場の裏道を通っていたとき

 

　　　　夫が

　　　「このヘン、オレが学生時代のとき

　　　すっごく汚かった。みんなどこにでもおしっこするから

　　　もう道自体がすごく匂った。

　　　このヘンなんか、もう誰もかれもがゴミ捨て場にしててさ、

　　　もう汚いなんてもんじゃなかった。」

　　

　　　という。　これが1980年代後半の

　　韓国の田舎の町の中心部の話だから

　　「ふーん。ちょっと前でもそんなに汚かったの。

　　じゃあさ、19世紀後半の朝鮮のソウルは

　　　世界で一番汚い都市だった　って表現を

　　　あなた　どう思う？　これ当時の朝鮮を歩いた

 

　　　　宣教師のイザべラ・バードが

　　　そういう表現をしてるんだけど

　　　　その反対に当時の日本のことは

　　　　　むちゃくちゃ褒めてるけどね　これ」

　　　「、、、　十分ありうると思う、、、」

　　なんである。

　　19世紀の末、ソウルがそんなに汚かったとしたら

　　ソウルを訪れた日本人は

　　素直に「汚い」と感じただろうし

　　またそんな風に「汚く暮らす人ビト」を

　　決して高く評価しなかったと思う。

　　また、国民がそういう衛生基準に甘んじるような国政を

　　とっている国も高い評価は受けないでしょう　

　　どうしたって。

　　

　　今、現代の韓国人が「汚い」ということを

　　どれだけ嫌うか知っているだろうか？

　　

　　中国に行ってきたという韓国人の口には

　　「汚い」という嫌悪の表情が一様に浮び

　　日本の清潔な町並みに対しては

　　「賞賛」を惜しまない。

　　

　　現代の韓国人を団体様で

　　タイムマシンにのせて

　　19世紀末のソウルに連れて行って欲しい

　　一番その汚さを死ぬほど嫌悪するのは

　　多分現代の韓国人だと思う。

　　私は自分が嫁に来た

　　当時の農村の汚さを知ってるので

　　19世紀末のソウルが汚かったといわれたら

　　

　　ふかーく納得するけどな。

　　すごかったですよ。

　　「そうだったらいいのにな」と

　　「そうである」は違うんだから。

　　　

　　でもこれも「清潔にする」というポイントが

　　韓日でまた違うので

　　その当時の朝鮮も

　　朝鮮人が

　　きれいにしなければいけない！と思ってるところは

　　ちゃんと

　　きれいだったんじゃなかったのかな？と思うのです。　

　　なにしろ力入れてるところが違うから。