研修中の
全部院内で作ってくれるので
すべて上げ膳据え膳で、美味しいものをいただけます。
どのママたちも「幸せ!」といいます。
私にはなんだか料理すべて「薄味」な気がして
塩を振りかけてましたが。
光サンサンと降り注ぐカフェテラスで
美味しいご飯を頂いて
ウチの息子は、すぐに同学年のお友達を作り
仲良くしていました。
ビンゴゲームで知り合ったそうです。
ああ! これは 日本の しろあえだあ
と思って食べてみました。
こういうスタイルで、野菜に豆腐が混ぜてある料理って
私は韓国でほとんど目にしたことがありません。
あれ、、、白和えなのに 甘みがないよ
味は韓国風だった、、、、
砂糖もらってきて、ここで味付け直そうかしら??
さて、子供たちもママたちも
基本的に4人一部屋のベットルームに配置されます。
私ももちろん子供と別れて
ベットルームへ
そこに韓国人ママたちが三人
どの人も気のいい人たちで
結構楽しかったですね。
特に「日本」が好きなママがいたので
話は弾みました。
ただ、この人たち異常に虫を恐がるんですよ。
そんな人たちにベットに
虫が出たら
どんな騒ぎになるでしょうか???
窓際のママのベットに
なんとその「ムカデ」が出ました!
「きゃー!!」「いやあー!!」
部屋の中は大騒ぎです。
殺虫剤が振りまかれます。
しょうがないので私が踏み潰して
捨てたのですが
この人たちの恐怖は収まりません。
ムカデは死んだのに
建物の警備員が呼ばれてしまいました!!
韓国のママたちにとってはこれは
非常事態なのです!!
私が昔、田舎の「森を駆け回っていた」頃の知識では
ムカデというのは「つがい」で出てきます。
だから、一匹出ると
もう一匹出てくる可能性があります。
しかしそんなことこの人たちに言ったら
どんな騒ぎになるでしょうか。
次の日の朝、私は当然のようにもう一匹のムカデを
部屋で発見したので
静かに殺して捨てました。だれもおきてない午前五時でした。
そしてお別れのときに、みんなに
「ああ、もう一匹出てきたから殺しといたわ」と。
実は息子たちの子供部屋にも
「ムカデ」が出たらしく
私の携帯に息子から
「おかーさん。ぼくムカデ殺して捨てといたから!」
という報告が来たのですが
「ごくろうさん、おやすみなさい」 とだけ言ってきりました。
「子供部屋にムカデ出現」の情報は
ママたちに伝えませんでした。
そんなこと口にしたら
即座に「子供救援隊!」が結成されて
ママたちは殺虫剤を両手に押し寄せ
更には業者を呼べ!と怒るかも知れません。
虫くらいほっとけ!! と日本人の私は思いますが、、、
だって、ママたちが子供たちに構う度合いが
もうフツーじゃないんです。
子供たちの部屋を一時間に一度は誰かが
見回りに行きます。
ほっとけー!!
「うちのコ、シャワーしたかしら?」
「着替えたかしら?」
「うちのコ、うんこ出たかしら??」
針金ハンガーなんか部屋にあったら
危ないから全部回収してきたわ!!
それくらい危険管理したいなら
家の中だけで息子飼っとけ!!
とにかく もっと ほっとけー!!
私がこんな母親に育てられたら
暑苦しくてうんざりして家出したくなるだろう!!
子供に対する関心が高すぎる!!
こんな人たちと比べたら
私の子育てなんて完全放置だろうに。
とにかく「心配」が多いのですよ。
韓国のママたち。
「うちのコ、同室のコたちと仲良くできるかしら??」とか。
それもほっとけー!!
だから部屋を配置するときに
スタッフに
「だれだれ君とうちのコを同室にしてもらえないかしら?」
と頼んでいる姿が見えた。
スタッフの立場からしたら
あれは死ぬほど面倒くさい。
黙ってこっちの指示に従ってくれないかと思うだろうに
キャンプなんだから、、
道徳心を向上させようという講義を受けた直後にも
関わらず、ママたちのいわゆる「道徳心」は
あまり向上を見せない。
ママたちの中に
「走って移動する人」ってのはあまりいない。
わが子の一大事なら飛んでくるだろうが。
私は息子と一緒に講義が終わると
子供たちと走って100メートル全力ダッシュで
食堂に行ったので
いつもママたちの中の食堂一番乗りだった。
そして遅れてやってきた知り合いのママが
列の先頭に私を見つけると
「あんたはほんとに行動が素早いわねえ」
とかなんとかいいながら、横入りするのが常だった。
また、「眠いわねえ 逃げちゃおうか!」と
講義をサボることを考えたママが
こっそり抜け出そうとしたところ
スタッフに見つかって
「母親がこんなことしてたら、
子供は一体何を見て学ぶんですか!!」
と怒られてたりした。
道徳心の向上?? ありえないってば。
どうも彼女たちの行動を見ていると
「大人になりきってない少女」が
年齢だけを進めてしまったような気がするのです。
考え方とか、行動とか
中学生とか高校生とかと
あまり変わらないんですよね。
つるんでないと不安みたいなところも。
話してて、楽しいこともあるんだけど
深いところで自分が納得してないから
ちょっと疲れてきて
読書でもしたくなる時があります。
私が「女として変わってる」のかもしれませんが
一緒にトイレに行く
一緒にご飯を食べることで
連帯感を持つのが
私はちょっと苦手で共同生活が長くなると
ちょっと苦しくなります。
「ああ、そうそう」の意味が
微妙にずれている相手と
うなづきあうというのが
なんとなく自分をだましているようで
2泊3日の外泊はちょっと疲れたのでした。
旦那を罵ってたりからかったりしているほうが
ずっと気楽なのでした。
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