新刊を買おうと思ったら
ネット書店のレビューにはかなり詳しい内容があがっている上に
書評サイトがたくさんあるので
いろいろ便利ですね。
まだ買ってもない「夫は犬だとおもえばいい」のレビューを
あちこちでざざっと
読んでいてあることを思い出しました。
それは15年くらい前のことなのですが
私の友達のMちゃんが
銀行員と結婚しました。
その銀行は多分名前を言ったら
誰でもが知ってるような大銀行で
彼女の結婚式はリーガ・ロワイヤルで盛大に行われました。
緑色の上等なパッケージに包まれた
趣味のいい引き出物が今でも記憶に残ってます。
Mちゃんの旦那のPくんは実に温厚ないい人でした。
でも、銀行づとめなので大変帰りが遅く
午前12時を超えるのが「普通」という
忙しい人でした。
それなのにPくんは毎晩のように
Mちゃんに説教されて
ますます睡眠時間が減っていたのでした。
それはなぜかというと、Mちゃんの話に
相槌をうつPくんの相槌が
「なってない!」
というのがMちゃんの怒りの元でした。
私たちは夫婦でMちゃんの新居に行き
その話をきいていたのですが
それではと
MちゃんがP君にした話をその場で再現してもらいました。
その話を聞いて私が
「ああ、そうなんだ、Mちゃんは
●●な気持ちになったのね。
大丈夫だよ。
Mちゃんにそんなことするような人
どうせヨソでも同じことやってるだろうから
人から信頼なんかされないし、
そのことで誰かが
Mちゃんのことを悪く思うなんてことはないと思うよ」
といったところ
「これよ!これ!
私はこういう相槌が聞きたかったのよ!
あんたはなんでこういう言葉が言えないのよ!」
とMちゃんはP君の首根っこをつかまえて
言い聞かせています。
私が言ったのは、別に目新しいことでもなんでもなく
ただMちゃんが言ったことを
反復して言い換えただけなんですが、、、、
という15年も昔のことを
上記の本のレビューをみて思い出しました。
「女たちの落とし穴」として
「期待しすぎる」「グチを言う」「あきらめる」「意地悪をする」がある。
「男たちの落とし穴」としては
「正解を求めたがる」「論破する」「自分の間違いを認めない」
「辟易する」
また、話を聞くことが重要でも、
ただ聞いているだけでは
「話を聞いてくれない」と言われてしまうので
「繰り返し」て「言い換え」て
「共感」するという聞き方が、
男性の役に立つ。
たぶん、ここなんだと思います。
女性が癒される聞き方というのが
あるのでしょうね。
「共感されている」と思える聞き方が。
女性が女性同士で話してて
「あーすっきりしたあ」と思えるのって
この共感の受け渡しなんですよ。
大事なのはマニュアルではないと思いますが
男性に「相手を理解したい気持ち」があるのに
怒られて奥さんに寝させてもらえないなんて可哀相。
だから「男と女ってこんなに違うんだよ」ってことを
パパとママのサンプルを通して家庭でふかーく習得できたら
あとの人生ってなかなかいいのではないかと思います。
それができなかったら本読めばいいよね
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