こんまりさんの片付け本続編2012.12.9

さて、週末日本で大ヒットした

　　こんまりさんこと近藤麻里恵さんの

　　「人生がときめく片付けの魔法2」を

　　よんでみました。

　　

人生がときめく片づけの魔法２: 2/サンマーク出版

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　　去年の日本帰省のとき

 

　　徳島市内の大型書店で

 

　　ひときわ大きな平積みになってたのがこんまりさんの本。

 

　　「売れ過ぎている本」にはあまり食指が動かない

 

　　天邪鬼な私ですが

 

　　「これは近くに置いたほうがいい」という

 

　　うずうずっとした内側からの感覚に押されて

 

　　レジにもってったこんまりさんの本でした。

 

　　

人生がときめく片づけの魔法/サンマーク出版

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　　お家の中にあるものを

　　「残すか」「捨てるか」を

　　そのモノを手にとったときに

　「自分がときめくかどうか？」を基準にして決める！

　　　という感覚を基準とした整理法。

　　大変ヒットしたようで

　　結局最初の本は125万部を売り上げたそうです。

　　私はこの本を「整理法の本」として読むよりも

　　「なんとなく感覚を言語化した本」

　　だと思いました。

　　そういう意味でとても楽しめました。

　　　

　　　こんまりさんは日本で

　　たくさんのテレビ番組にでているそうですが

　　海外在住の私にとっては

　　全部追いかけてチェックできるものではありません。

　

　　　テレビ番組でこんまりさん出演をみた

　　　日本の友達たちから聞いていた内容

　　「こんまり流のお洋服たたみ方」

　　「ブラジャーは特別扱い、

　　　名称からしておブラ様！」

　

　　　そういう内容が最初の本に詳しくなかったのが

　　　残念だったのですが

　　　この第二巻では

　　　そういう部分まで網羅されていました。

　　　一巻にときめいた方は

　　　二巻もきっと楽しめることでしょう。

　　　こんまりさんがお片づけの基準にしている

　　　「感覚」の探し方が、

　　　よりはっきり言語化されているとおもいます。

　　　こんまりさんは、

　　　素材別、つまり紙の物、金属、土のものなどという

　　　別け方でモノを収納していくことを

　　　勧めているのですが

　　　これは一体どのカテゴリーだろう？？

　　　というようなモノってありますよね？？

　　

　　　　そういうときはどうすればいいか？

　　　こんまりさんは

　　　「匂いをかいでみて！」

　

　　　　

　　　私はこの一文を読んで嬉しくなりました。

　　　そうそう、人もモノも、得体が知れないときは

　　　匂いで判断するしかないのですよね（笑）

　　　なんとなくこっちかなあ、、、、

　　　のノウハウ集大成で

　　　片付けの大家、片付けのカリスマ

　　　自称片付けのヘンタイ（笑）となってしまったこんまりさん。

　　　分からないときは

　　　「匂いをかぐ！」

　　

　　　そうそう！　野良犬もそうやって

　　　「これは食べていいか？」

　　　「これは生命存続にはやばい」

　　　を区別しているわけです。

　　　それが出来る犬は生き残れるし

　

　　　匂いをかぎ別けられない犬は、

　　　危険なモンを口にしてしまうわけで。

　　　私たちの身の回りにあるものの中で

　　　それがあることで「生命力が上がる」、ものと

　　　「元気がなくなる」ものが

　　　あるのでしょう。

　　　おそらくお付き合いする人にも。

　　　まだまだ曖昧で、

　　　つかみどころのない「感覚」とか「なんとなく」

　　　いうものの輪郭を、少しでも見やすいものに

　　　してくれているという意味で

　　　私はこんまりさんの本が好きです。

　　　片付けメソッド本のはずなんですけど

　　　どっちかっていうと「心のあり方を明確にするこころ関係の本」

　　　「自分のときめきの見つけ方」の本でもあるので

　　　私はこれをマイ本棚の

　　　「自己啓発ジャンル」に分別しているのです。　　　

　　　ダイエット本、美容本なんかもそうかもしれませんね。

　　　体型が変わる、ファッションが変わる

　　　その前に、そのム－ブを興そうとする心の動きがありますから

　　　ああいうのも広い意味では「心の本」なのでしょうね。