夫の友人が、有機栽培の葡萄畑をつくっているということで
お願いして家族で葡萄狩り体験をさせてもらった。
見渡す限り 広い水田の中に
葡萄のビニールハウスがあった。
私は『葡萄バサミ』というものを持って行った。
これは日本製のハサミで、葡萄を育てている人たちが
葡萄を切るとき専門に使っているハサミだそうだ。
私はこれで葡萄を切ったことは一度もないけど。
何年か前に日本の実家の母が「使いやすいから」 ということで
買ってくれて、日常生活にヘビーユースしている大活躍のハサミだ。
しかし 葡萄園のご主人さんは
「使いにくそうだ、、、 自分達が使ってるのはこれ」
このタイプ。
これも日本で使ったことがある!
ばねがついているから、ハサミを開ける手間がいらない。
どっちが使いやすいかは、本人の好み。
ハウスに入ると、 おー 鈴なりの葡萄。
韓国では 「モルポド」 (ポドが葡萄) といわれてる種類だ。
ハウスの葡萄の背を低く作ってあるので
作業はしゃがんでする。
売れ頃の房を選んで、パチンと切り取る。
みるみるうちにケースに、葡萄が詰まっていく。
葡萄に白い斑点がついている。
これは虫食いや病気ではなく
液肥をやった痕だそうだ。
有機栽培なので、わかめや昆布で堆肥をつくってまいているんだそうだ。
この列とか
この列とかは、まだ熟れてないので、収穫できない。
二週間後に韓国では秋夕が控えているので
ちょうどそのときには、色づきそうだ。
そのときはすごく忙しいだろうな、ここ。
こんなに呑気に、体験客なんか相手してられないって。
私と子供達は、ビニールハウスを一往復したら
疲れてしまったので、外で遊んでいた。
でもこのビニールハウス 暑くない なんで?? と思ったら
横と
と天井の中央部分が
網で出来ていた。 通気を良くするための工夫だそうだ。
ああ、それで、こんなに過ごしやすかったのね。
といっても農業体質ではない私は、もうこれ以上この中にいるのはムリだと諦めて
葡萄出荷のお手伝いをする旦那を外で待っていた。
目の前にはまだあおい稲
水田の横には何かマメ科の植物のようなものが、植えられている。
うちの義母もいつもそう。
畑の横にちょっとでも隙間があったら、マメかゴマをすかさず植える。
きっとこの田んぼの主人の家にも
そういうお年寄りがいるのだろう。
車のまったく来ない田舎道を、走り回る幸せ!
クララも嬉しそう。
瞬く間にケースは葡萄でいっぱいになる。
夫の友人は出荷場に向かった。
秋夕前に、もう一度、夫が葡萄出荷のお手伝いをするという約束をした。 (人手が足りないそうだ)
夫は葡萄収穫の手際がとても良かったらしい。
なにしろ小さい頃からタバコ栽培手伝ってきたし。
私は、、、 葉っぱモノでさえ、まともに収穫できないのに
果実なんて、触らない方が良さそうだ。
頑張れ旦那!! 農業従事者の絶対数が足りない韓国の農村部に奉仕しよう!!
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