今日の話題は、かなり家内ドメスティックな話になります。
それでもまあ、これも韓国に長く住んでみてのことかな?と思うので挙げてみました。」
何しろパジャマの話なので、、、、
ウチの娘は今小学校6年生だが、体重は35キロしかない。
身長は150センチ超えてるので、ものすごく細い。
以前、イギリスのサッカー選手ベッカムのワイフ「ビクトリア」の細さが話題になった頃、
ウチの娘は「ビクトリアみたいね」 とあっちこっちで言われた。
そういう体型の子が服を買うと、3年くらいは着ることになる。
横に太って行かず、縦にばっかり伸びるから。
服の丈が短くなるだけだ。
見た目のバランスは変わるけど、ぜんぶ入る。
七分パンツが、膝丈になったり、行き過ぎるとショートパンツになったり。(ほんとです!!)
しかし、いくら服の着用期間が長い体型だとはいっても
ここまで着るだろうか?と思うくらい長くきた服がある。
なんと彼女は同じ夏のパジャマを「10年」着たのだ!!
成長期の子供にこれが可能なんだろうか?
これは韓国サイズ65の夏のパジャマ
韓国のメーカーがミッフィーの使用権を買って作っているようだ。
(製造元などは、100回を超える洗濯のせいで識別不能)
一夏に二回、三回はぐつぐつと長時間煮沸したし、
よくまあ、この生地耐えられるな! と驚く。
そして洗えば洗うほど、より柔らかくなって体になじんで来たようだ。
ただの綿なのに。
これを買ったのが確か娘が二歳を越えた頃。
そのときはぶかぶかだった。
あまりにも肌触りの良い綿で
これ以上に涼しくて快適なパジャマを韓国でも見つけられず
娘は小学校に上がるようになっても、ずっと着続けた。
体は収まるので。
毎年夏は日本で過ごしていたので
韓国からこのパジャマを持って行って
帰るときに、日本で捨ててこようと毎年思うのに
どこのお店に行っても、このパジャマ以上に気持ちの良い
涼しい生地にであえなくて、捨てられなかった。
日本の実家の母も
「韓国ってこんな生地があるの? こんなに薄手で丈夫な生地、見たこと無い」 という。
日本のスーパーとかで、子供のパジャマを見ると
「夏に、暑がりの子供達が、こんな分厚い生地を着て眠れるモンだろうか???」
と思うほど生地が厚い。
多分、日本の夏はクーラーつけて寝ることを前提にしてるんだろう。
そして、とうとう今年
おしりの部分が
「ベリッ!!」 ( ゚ ▽ ゚ ;)
と大きく真っ二つに裂けた。
それでも、ウチの娘は
「このパジャマ縫って!」
まだ着るらしい、、、、
もう無理だってば。
このパジャマ持って、似た生地はないかなとお店を回ると
だいたい「ああ、ありますよ!」と数点見せてくれる。
だけど、なんかちょっと違う。
口で説明するのは難しいんだけど、、、 なんか違う。
同じものは見つけられない。
うちのビクトリアちゃんは、このひと夏だけでも相当大きくなって
韓国幼児サイズ65のパジャマはどうしたって着られない。
10年も暑い日本の夏に付き合ってくれた夏のパジャマは、
「もう、お役御免、許して、、、大きくなったね。 さよーなら」
といって自ら裂けてしまったような気がした。
ご苦労様、ありがとう。 ('-^*)/
しかし、このとき、つい、 シェル・シルヴァスタイン著「おおきな木」 の
話を思い出して、なにかにつくりなおすとか??とか思ってしまいました。
いや、あれは、「無条件に惜しみなく与える愛」の話であって
最後の最後まで再利用して使いきろう!というエコの話ではなかったな。
まちがい、まちがい。
もういい加減に解放してやれよ!!
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