こんなこと、あんなこと

うちは祭事2011.9

백강 문정사랑 2013. 9. 9. 09:47

我が家は昨日また、祭事でした。

 はあー 秋夕が終わったばっかりだっていうのに!


 

 ご先祖様!ちょっと一週間くらい早めてきて料理食べに来てちょうだいよ。ってなもんですよ。




 

 こういう罰当たりな嫁の私は


 

 韓国の昔話にでてくる「親孝行モノ」に全く感動できません。



 

 教えている小学生のために


 

 韓国の伝統童話をたくさん読んでるのですが


 

 どれもこれも「親孝行モノのはなしばっかりー!!」




 

 例えば、「沈清伝」なんて


 

 目の見えないお父さんのために、竜神様の捧げものになる決意をする


 

 けなげな沈清の美しい話なんですが、、、


 

 

 お父さんの目が見えるようになったって


 

 娘が犠牲になるんじゃ嬉しいわけないだろうに、、、


 

 なんて父親だまったく、今だったら児童虐待で訴えられるぞ。


 それから「ホランィヒョン二ム」 (トラの兄さん)



  山でトラに襲われそうになった男がとっさに


 トラに向かって「お久しぶりです!お兄様!!」 と叫びます。



 トラははっと「俺は実は前は人だったのか、、、」とだまされてしまい


 毎日男のお母さんに猪をしとめては届けます。


 今まで親孝行できなかった恩返しだそうで、、、



 それで、お母さんが亡くなった後、ぱったり猪の貢物が途絶えたので


 「やっぱりトラはトラだよな」と、、男は馬鹿にしていたのですが


  山に行ってみると、親を亡くした子トラがクンクンと鳴いていました。



  実はお母さんが亡くなった心痛のあまりトラはお母さんのあとを追って死んでしまったのでした。



 「トラだと思って馬鹿にしていたが、、人よりも孝行心が強いとは、、」


  ちゃん、ちゃん。 なんですが!



  トラよ!!子供を置いて死んでどうする!!



  死ぬなよ! 踏みとどまれ、この馬鹿トラ。


  捨て子増やしてどうする。 死んだ人間追っていくなよ!





 いつもいつも私の意見はどっちかというと、


 死んだ親より、子供を大事にせえよ!!

  


  寄りなので、親ばっかりやたらと大事にする韓国の昔話が肌に合わん!!




 なんかね、 子供が親の犠牲になっちゃうんですよ。 親孝行が行き過ぎると。


 こんなのばっかり聞かされて大きくなったら


 「親孝行しない人は極悪人」って思うかもしれんなあ。



 小学校の教育課程を見てみると、「昔話」の登場回数が凄くて


 あらーこれを知らずしては、まともに国語の授業も受けられないなあと思い


 大急ぎで、私が勉強して子供たちに教えているのですが


 感情的に 「んな、アホな!!」

 

 と思いながら読んでたりするので、


 きっとその感情は子供たちに伝わっているような、、、


 日本人に韓国の教育課程を触らせるとこんなことを思われてしまうんですね。


 きっと韓国人からは


 「これだから根無し草は、、」とか 怒られそうなので


  「がんばりまーす!」と言って、嫁業も先生も必死にやってますが


 祭事が面倒くさくて、「もうやめたーい」っていう本音の声は


 日本人の私だけじゃなくて、韓国人ママと集まると、よくでる話です。



 



 祭事の準備やってると


 母親は、料理に忙しくて、子供のことなんかかまってられなくて


 ほったらかしになってしまいます。 


 子供に神経を使いたいのに、なんだよ、この大量の料理!!


 それも晩の12時に捧げるなんて!


 


 子供ほったらかしにしたら、韓国の未来は無いぞ!


 先祖たちよ、目覚めよ! 「もういい加減あの世には気を使うなっていってこいよ!」


 とか思います。



 私は大量のジョンを焼くため、座りっぱなしでしびれたお尻を触りながら


 「まったく、死んでからも、料理食うかよ、幽霊が!!線香でええわい。」 


 とぶつぶつ言いながら


 ジュージューやってたりする不届きな韓国の嫁です。