「護国」のための現地見学ということで
北に向かって団体バスが走りました。
あわせて4台のバスが
北朝鮮寄りまで
一時間半の道のりを走ったのですが
あるバスの中での「一時間半」は
「独島の話」(竹島)の映像を
見る時間になったそうです。
そのバスに乗っていた同室のオンマが
私を見るなり飛んできて
「うちのバス、この時間 独島の映像だったんだけど
そっちもそうだったの?」
と聞きます。
「いや、 めちゃ面白いアメリカ映画だったよ」
もしかして日本人を乗せたバスということでの
ひそかな配慮があったのかしら??
とそのオンマと笑いました。
名札にある子供たちの名前には
なんだこりゃ
「サミュエル?」 「エマニュエル?」 「トニー?」
外国人の名前がたくさんあるので
もしかして韓国人以外の家庭がたくさん参加しているのかと
思ったのですが
全部両親ともに韓国人なのでした(笑)
外国人ママは私だけ!
で、正直、それもカミングアウトしなければわかりません。
慶尚道から来たママたちとしゃべっていると
これも韓国語なのかなあ??というほど
上がり下がりのアクセントが強くて
韓国語´(韓国語ダッシュ)という感じです。
ソウル在住だけど
全羅道生まれのママがいました。
あー 言葉が完全に全羅道の方言だあ!!
美人でスタイルのいい素敵なママなのに
良くも悪くもなぜかあの人からは
「ソウルの匂い」が全く感じられないのが不思議だ!
と仲良くなったママたちと、語りあいました。
まあ、私も日本の地元の方言をしゃべっている時と
仕事で日本語使うときとでは別人格なので
気持ちは分かります。
地元の言葉になると、ほとんど3倍速の世界です。
ブログメンバーのまきさんなんかは、
大阪の人じゃないのですが
大学が大阪だったせいか、西の言葉に理解があり
彼女も早口なので、彼女としゃべってるときのスピードは
すごく早いです。
しかしこの慶尚道の方言、
日本人の私には、むちゃくちゃ真似やすい。
上がったり下がったり。
これならほとんど現地民なみにしゃべれるぞ。
さて、見学先の一つは
北朝鮮が南進のために極秘で掘り進めた地下トンネルでした。
ソウルまでたった50キロの地点まで
掘り進められていたのが
1970年代後半に発見されたものです。
そのトンネルは4つあるそうですが
今回は第3トンネル見学
カメラ禁止 なので 写真はここまで。
ここがトンネルの入り口の建物
オトナは黄色いヘルメットをかぶって
くだりのトンネルを降りていきます。
天井が低いので私は二回頭をぶつけました。
(要ヘルメット!)
往復30分くらいだと思います。
だんだん寒くなって
半そででやってきたのを
みんなが後悔し始めます。
最初から、呼吸器や心臓に問題のある人は
遠慮してくれと書いてありましたが
体の弱い子は、ママに連れられて
Uターンし始めます。
子供たちは面白がってどんどん進んでいきます。
ママたちの中には
「怖いー! 引き返そうよ」 といいながらも
一人で置いていかれるのが恐くて
仕方なくついてきている人もいます。
突き当たりには分厚いコンクリートの壁が二枚。
当然、トンネル発見後に韓国政府が立てた壁です。
このトンネルに関する北朝鮮側の言い逃れとしては
石炭発掘してたら
ここまで来ちゃった(笑)
だそうですが
ダイナマイトを入れる穴の向きが
すべて南に向いているので
北から意図的に掘り進んできたのは明白だと
書かれていました。
これがなかったら、ここと北朝鮮は繋がってるのですね。
いってみたいな北の国?
いやいや 私はあまり行きたくないです。
'こんなこと、あんなこと' 카테고리의 다른 글
なぜ韓国を愛するのか?2012.8.7 (0) | 2013.09.30 |
---|---|
ある脱北者の講義2012.8.7 (0) | 2013.09.30 |
「恐怖心」の強い韓国のママたち2012.8.7 (0) | 2013.09.30 |
[ウリ」って何だろう?2012.8.7 (0) | 2013.09.30 |
「そうだったらいいのにな」と「そうである」は違う2012.8.9 (0) | 2013.09.30 |